駒形神社

伊豆市戸倉野162(平成19年3月4日)

 この神社は59号線・伊東西伊豆線の戸倉野バス停から大見川沿いの道路に入り、約600m程で折り返す様な感じで合流している道路を400m程進むと、右手に鎮座しています。穏やかな山並みの中にすこし開けた平地に鎮座する気持ちの良い神社でした。

 御祭神:駒形大明神
 例祭日:10月14日
 由緒:戸倉野地区の産土神社で、創建時の棟札により寛永18年(1641)、農耕馬の守護神として創建された神社ですが、馬は農業に欠く事のできない動物ということで、戸倉野地区のみならず、広く周辺の村人たちの信仰を集めた神だったようです。この地は昔、落武者達が馬場として武を練った所といわれているところから氏子達は馬の守護神・駒形大明神を祀ると共に、武の神様・八幡神を信仰してきました。古老によると、神社下の水田耕地には昔は馬場で馬術の訓練や草競馬が行われていたそうです。明治6年村社となり、大正11年社殿を増築、昭和34年には本殿、幣殿、拝殿が増営され盛大な遷座祭が行われたようです。(「大見の郷」へようこそ参照)

社号標 神社入口
拝殿 拝殿内の様子
格子越しで遠く写真撮影は不可能でしたが、本殿には黒馬が2対奉納されていました。
本殿覆い屋 境内社
金比羅宮、神明宮
境内から見た神社前方の様子