春日神社

伊豆市日向98(平成19年3月4日)

 この神社は日向地区の349号線・修善寺天城湯ヶ島線に面して鎮座しています。社殿裏側からは狩野川の清流が眺められます。

 御祭神:天児屋根命
 例祭日:10月17日
 由緒:創建は不詳ですが、永正8年(1511)再建の記録があり、それ以前の創建と思われます。例祭には市指定民俗文化財の日の出三番叟が奉納されますが、言伝では、宝暦年間(1751〜1764)に大平の三番叟と日向のお神楽が交換され、それ以来日向では三番叟が奉納される様になったという事です。その起源ははっきりしませんが、翁の衣装に文化12年(1815)の印があり、それ以前(慶長のころ=徳川幕府初期)から継承されてきたようです。舞は、翁、千代、黒尉(くろじょう)、地謡などがあり、小道具として面、扇、鈴、笛、太鼓、小鼓などが使用されています。

神社入口 拝殿
拝殿内の様子
奥に江戸後期建造の
一間社流造流し板葺本殿
本殿覆い屋
昭和7年生まれの江戸狛犬。阿は玉を持っています。
昔漫画で見た縄文人みたいな素朴な感じが良いですね。
(昭和7年4月吉祥日建立)
境内社