春日神社

浜松市西区馬郡町1882-2(平成20年12月26日)

東経137度37分59.7秒、北緯34度40分50.69秒に鎮座。

 この神社は舞阪駅の南東約400mに鎮座しています。境内入口から参道を歩くと明神鳥居が建ち、玉垣内正面の社殿の前では春日神社らしく狛鹿が迎えてくれます。拝殿の後方には、石垣の上に、赤い塀が巡らされ、垣の中にはこれまた赤い春日造の本殿が建立されています。
 市街地の中に鎮座する神社ですが、豊かな鎮守の杜が残された、静かで綺麗な神社でした。

 御祭神:武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比賣神
 例祭日:10月中旬
 境内社:若宮神社、八幡社、山宮神社、天王社
 由緒:往昔、永徳元年(1381)秋、甲州行脚の沙門律師・日朝が当地へ廻国の折、神仏深理と悟し一社を建立するのを願い、後小松天皇の御年應永二甲戌年(1395)8月15日、春日大明神の神札を奉祀勤請しました。
 後、天正12年(1584)以来数度の改築があり、慶安元年(1648)10月24日徳川三代将軍より朱印六石の下賜がありました。
 明治6年(1873)3月村社に列し、同7年末社を合祀しました。
 昭和8年(1933)7月18日、本殿、拝殿、幣殿を改築遷宮し、以後現在にいたります。
 この社は式内社 遠江國敷智郡 津毛利神社の論社ですが、他に津毛利神社(浜松市南区参野町)も論社となっています。

社頭
参道途中の明神鳥居 参道・境内の様子
拝殿前、春日神社の神使い・ブロンズの鹿さん
(昭和8年(1933)10月建立)
拝殿
本殿
社殿全景
水神 境内の様子