二宮神社

浜松市北区細江町気賀 (平成21年10月31日)

東経137度38分15秒、北緯34度48分13.9秒に鎮座。

この神社は、天竜浜名湖鉄道・気賀駅の西2km程の辺り、362号線、所謂姫街道の北側、やや高い所に鎮座しております。

宗良親王の妃、駿河姫を祭神とする。南北朝の初期、後醍醐天皇の皇子宗良親王は、南朝勢力の増強をはかって、井伊谷(引佐町)の豪族井伊道政のもとに滞在していた。親王は道政の娘河姫を妃とし一子尹良(ゆきよし)親王をもうけたといわれている。
延元三年(1338)一月(三月の説も)、親王は、奥州からの北畠顕家の軍と浜名の橋本(新居町)で合流し、京都に上ろうと井伊谷を出陣した。駿河姫も親王を見送るためこの地まで来たが、急病になって翌日十日に亡くなった。近くの金地院で火葬し、親王の御座所のあった所に社殿を建て、姫の持っていた鏡を祀って二宮神社とした。境内社の若宮神社は尹良親王を祀っている。
なお境内にあるホルトノキ二株とナギ一株の大木はともに細江町指定天然記念物である。
細江町教育委員会。原文はこちら。

駿河姫を祭神とするこの神社を何故二宮神社と名付けたのでしょうか。駿河姫神社で良かったような気がしますが。

神社入り口と社号標。一際高くそびえるのは御神木のホルトノキ。(多分)

参道

境内。中央の木はマキ。

拝殿

本殿と覆屋

不明

御神木ホルトノキとナギ

ホルトノキ