大井神社

榛原郡吉田町神戸3693-1(平成19年11月25日)

東経138度14分14.7秒、北緯34度46分46.85秒に鎮座。

 この神社は東名高速道路・吉田ICの南南西約1kmに鎮座しています。境内も社殿も良く整えられ、気持ちの良い神社です。参道に狛犬が二対、屋根に出来の良い飛び狛がおり、拝殿前には右近の橘・左近の垂れ桜が植えられ、橘の実が熟して綺麗でした。

 御祭神:誉田別命、罔象女命
 境内末社:天満宮、磯部大神宮、愛宕社、琴平社、津島社
 由緒:創建は不詳ですが、もと青柳村の氏神様で、往古より罔象女命を奉齋していました。
 文明7年(1475)近江国八幡神社の御分霊を社気白髭家の祖佐々木六角源高頼の宣奉により勧請奉齋しました。
 享保18年(1733)両社殿を併行して建立し、大井八幡大明神と称え、その後、天保13年(1842)社殿を相殿とし造営しました。
 明治2年大井神社と改称し、同45年村社となりました。

社号標 神社入口
境内の様子
入口にいる大正10年生まれの岡崎現代型狛犬
(大正10年(1921)8月建立)
境内右脇にある獅子山に台座が置かれた狛犬
明治42年生まれですが、埼玉県の方の奉納です。獅子山の狛犬とはいえ、ごく普通の狛犬の造り方です。江戸型の造りで、小顔でスリムな体つき、耳が大きく、鬣は顔横で軽くカールし先はストレートで長く背に流してあります。尾は背中で大きく膨らみ流れています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治42年(1909)6月11日建立)
拝殿 本殿
拝殿屋根上の飛び狛さん
飛び狛としてはとても出来の良い作品です。
拝殿内の様子 拝殿内におかれた立体的な図柄の奉納皿
右近の橘・左近の桜
本殿左側の末社
本殿右側の末社
境内右側の末社・宗像社 境内右側の末社・秋葉社
神楽殿 本殿垣内の御神木