浜松市中央区神立町471 (平成19年11月23日)
東経137度45分16.35秒、北緯34度42分48.97秒に鎮座。
この神社は、西遠女子学園高校のすぐ北に鎮座しております。創建は大同元年(806)と言われ浜松最古の神社です。由緒書に「蒲冠者範頼の妻吉祥子を地頭代職に任命・・・・・」。ここは平安時代の荘園・遠江国蒲御厨と言われ、源範頼はここで生まれ育った為、蒲冠者、蒲殿とも呼ばれる。地図を見ると、住所は神立町だが、蒲幼稚園とか蒲小学校・蒲公民館等が確かにある。
神社入口と社号標。
蒲桜の由来 今から八百年の昔、この地で育てられた 源氏の貴公子、蒲冠者範頼は兄頼朝の 挙兵に応じて関東に向かう時、大好きだった 桜の苗木持参して自分の城に植えた。 これを蒲桜という。埼玉県の北本市にあって、 石戸の蒲桜ともいう。 範頼公は平家追討の総大将として上洛の途上、 三重県鈴鹿市の石薬師に立ち寄り、戦勝祈願した。 その時、蒲桜で出来た鞭を逆さに立て、 「もし戦さに勝ったならきっと生きよ」と大地にさした。 幸い、源氏の大勝利、この蒲桜が芽を吹き、 それが今に至ったと伝えられる。 この度、石薬師の皆様のご好意によって、 この蒲桜の里帰りが実現した。 どうか、可愛ってください。 宮司 |
訪れたのは夕方に近く、日も西に傾いて境内はやや暗かったのですが、深閑とした雰囲気で心静かに参拝出来ました。
参道途中に鎮座の三社稲荷神社。大宮姫命、倉稲魂命、大田命。三柱の神を御祀りしています。
拝殿。
内宮。
外宮。
伊雑宮。
五社稲荷神社。御祭神は宇賀御魂命、須佐之男命、大市姫命、伊邪那岐命、伊邪那美命
厳島神社。御祭神は市杵島姫命。