山郷神社

御殿場市山之尻901-1(平成19年11月11日)

 この神社は高根中の南西約700mに鎮座しています。この日は山之尻地区の集会が神社駐車場で行われており、大人はくじの抽選で大盛り上がり、子供たちは境内で自由に楽しそうに遊んでいました。

 御祭神:大山祇命
 由緒:創建は不詳ですが、徳川四代将軍家綱の時代の寛文10年(1670)の棟札があり、これは再建当時の棟札のようです。 江戸時代までは山之神社と呼ばれていましたが、明治40年に区内の5社を合祀して山郷神社と改称しました。
 社殿は高台地に建てられており、往時は祭典時の地芝居で広く知られていました。現在もその当時使用された仮面や衣装などが保存されていて、拝殿は地芝居の舞台としての便を考えて造られ、8間もある間口に中柱が1本も使われていない、珍しい建築構造です。
 境内の片隅にある五輪塔は竹之下合戦(1335)のおり当地まで逃げのびて来た落ち武者を供養するために建立されたと伝えられています。(御殿場歴史ふれあいウォーク参照)

神社入口
境内の様子 拝殿
拝殿内の様子 本殿鞘堂