一幣司浅間神社

御殿場市古沢797(平成19年11月11日)

 この神社は国道246号線と150号線の交差する古沢信号角に鎮座しています。見事なご神木が代表する鎮守の杜が深く、社殿、境内など手入れの行き届いた、地域住民からの崇敬の念が心に響く神社でした。

 御祭神:木花開耶姫命、彦火瓊瓊杵命、天照大神、少彦名命、誉田別尊、高産霊神、大己貴命、日本武尊
 例祭日:1月1日・歳旦祭、2月17日・祈年祭、4月・例祭、4月20日・仕農安全祭、6月30日・大祓祭、8月1日・風祭、11月26日・新嘗祭、12月31日・大祓祭
 由緒:古沢は東国から京への街道(鎌倉往環道)の要所として栄えた場所で、この社は貞観5年(863)に創建されました。翌年富士山が噴火し、鎮火を祈念し、木花開耶姫を勧請しました。天暦2年(984)には富士山東口一幣司の社号を賜ったと伝えられています。
 明治6年郷社となり、昭和45年旧村社・浅間神社(古宮神社)を合祀しました。
 毎年2月17日の祈年祭には筒粥神事が執り行われ、その年の農作物の豊凶を占います。

神社入口
社号標 鳥居の石の額
龍の彫刻が見事です。
紀元2600年生まれの岡崎現代型狛犬
(紀元2600年 昭和15年(1940)建立)
境内の様子 境内入口とニの鳥居
拝殿
拝殿内の様子

本殿 神輿倉と境内社
ご神木
静岡県神社庁の「御神木指定証」
の案内がありました。
末社、庚申塔、大国玉命碑