熱海市上多賀741-1(平成18年11月12日)
この神社は国道135号線上多賀信号から旧道に入り、大川を渡った角に鎮座しています。この辺りでは各地域に神社が鎮座していたので、「地図に記載がなかったけど、絶対に神社が有る筈だ。」と二人の意見が一致して、旧道にはいるとビンゴ! 由緒ある式内社が鎮座していました。遠くからでもそれと分かる大きな御神木が堂々と聳え、境内は整然とした雰囲気と落ち着きが感じられる、とても気持ちの落ち着く神社でした。又、石像ながら可愛い神殿狛犬も見られます。
由来には
御祭神:伊弉諾尊、伊弉冉尊
神社名の沿革:由緒についてはあまり詳しくは解っていない。正徳年間(1711)に近江の多賀神社の御祭神伊弉諾尊、伊弉冉尊の二神を勧請し、以後日少宮と称し、明治6年に多賀大明神と改称した。
一説に平安朝初期 延喜5年(905)に制定された延喜式神明帳に上多賀の神社として白浪之彌奈阿和命神社があり、諸書物によりこの多賀神社で有ることが立証されている。かつて白浪之彌奈阿和命神社は通称阿和神社としてまた多賀明神として縄文時代よりの祭祀遺跡のある地宮脇の聖地に祀られ、古い伝承や神事があることなど多賀の氏神として崇敬されてきた。
とあります。