天満宮
雲南市三刀屋町三刀屋992-4 (平成24年9月1日)
東経132度52分29.45秒、北緯35度16分56.77秒に鎮座。
この神社は松江自動車道・三刀屋ICの西南西約2km、三刀屋高校の南西300mに鎮座しています。
まっすぐに伸びた道路奥に黒々とした森が見え、近づくと石段の参道。石段の途中に立つ明神鳥居をくぐり尚も上がっていくと、石垣の上に、二対の狛犬が護る立派な随神門が建立されています。切り開かれた森の手前に明るい境内。大きな入母屋造りの拝殿内には「天満大自在天神」の額が掛かり、神仏混淆だった時代の名残を感じさせます。
又、境内周囲にはたくさんの境内社が祀られ、ご神木も大きく、心尾が落ち着く気持ちのいい参拝ができる神社でした。
主祭神:菅原道真命、配祀神:天照大御神
祭礼日:祈年祭3月25日・夏祭7月25日・例祭9月25日・新嘗祭11月25日
境内社:秋葉社、榎稲荷大明神、金刀比羅宮、古城稲荷大明神、伊勢宮、社日社
由緒:社伝によれば菅原道真公 太宰府へ配流の途中 先祖野見宿禰の霊廟に詣でるため当地に数日間滞在されたという。
公が筑紫にて薨去の後里人がその徳を慕って小祠をたて梅を植えて祀っていたが三刀屋城主諏訪部弾正為弼(十代)が、守護神として城内天神丸に移し祀った。
久扶(十四代)まで奉祀していたが、天正16年(1588)改易の際 元天神の地に移し旧族・村人たちの氏神として奉齋した。
国主の尊宗も厚く雲陽大数誌に社頭二十五石献上の記録を始め 万治3年9月国主松平直正公以下国主代々修理の棟札写がある。文政8年(1825)6月火難にあい社殿を焼失したので弘化2年(1845)現在地に奉遷して厚く祀るに至った。今も尚霊験の広大顕著なる仰慕拝謝して参集するものが絶えない。世俗呼んで出雲の三天神と称する所以である。
明治5年村社に列格。
明治39年勅令に依って大正2年9月幣帛供進指定される。
昭和21年8月宗教法人となる。
昭和61年7月特別神社に指定される。
神社遠景 |
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社頭 |
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石段参道入口から少し上に立つ明神鳥居 |
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石段参道 |
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石段参道中央から境内入口を望む |
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随神門 |
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境内の様子 |
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入母屋造りの拝殿 |
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拝殿内の様子 |
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拝殿内に掛かる額「天満大自在天神」 |
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本殿側面 |
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本殿正面 |
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境内社 |
社日社 |
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境内社:榎稲荷大明神 |
境内社:秋葉社 |
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納宮 |
境内社:金刀比羅宮 |
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境内社:古城稲荷大明神 |
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古城稲荷大明神の神使い・お狐様
古いものなのでしょうか?柔らかく優雅な感じがします。 |
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境内社:伊勢宮 |
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ご神木 |
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ご神木 |
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