中野神社

雲南市三刀屋町中野998(平成24年9月1日)

東経132度51分32.42秒、北緯35度13分50.51秒に鎮座。

 この神社は松江自動車道・吉田掛合ICの北約4km、51号線沿いに鎮座しています。背後に大樹を抱く雰囲気のいい神社で、境内や社殿などよく整備清掃されており、気持ちのいい参拝ができました。
 右手に案内板があり、石段を上がると鳥居が建立されています。その後も石段参道が続き、出雲構え獅子が護る境内正面には、太い注連縄が掛かる妻入りの大きな拝殿。後部に大社造の本殿が建立され、右側に開けた境内から少し上がったところに稲荷社が祀られています。その他境内社・社日・石碑等も点在しています。

主祭神:健速須佐之男命、合祀神:伊邪那岐尊、速玉男之尊、事解男之尊
祭礼日:祈年祭・3月26日、例大祭・10月26日、新嘗祭・11月26日
境内社:中野稲荷神社、葉立原神社
由緒:勧請年代不詳。慶長4年(1599)現在地に遷し、鎮斎以来400年を迎える。
 当初の元宮鎮座から推定すれば600年の経過が想像出来る古社である。その昔当地方は古木老樹うっそうとして、蝮蜴の類多くややもすると人命を損なった。是の被害を防ぐため、健速須佐之男大神を勧請し安全祈願をした。尚、熊野権現は鳥屋ケ丸城主永井隠岐守の氏神であった。

社頭
神社入口
明神鳥居
石段の参道
境内入口
境内入口にいる出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(文政7年(1824)甲申9月吉日建立)
入母屋造の拝殿
〆の子が大きい右綯いの注連縄
拝殿に掛かる額
弊殿と妻入りの本殿

境内社:葉立原神社 社日
鷺大明神碑 牛頭天皇碑
境内社:中野稲荷神社
忠魂碑 慰霊碑

ご神木・銀木犀