来次(きすき)神社

雲南市木次町木次782(平成24年9月1日)

東経132度54分44.24秒、北緯35度16分59.01秒に鎮座。

 この神社はJR木次線・木次駅の南東約1.3km、45号線北に鎮座しています。大きな森の手前に石垣が組まれ玉垣が整然と立ち並ぶ姿は、それだけでも人々の崇敬を感じさせる、静かで威厳に満ちた雰囲気が漂う神社です。
 数段の石段を上がると鳥居が建立され、右手に社号標、龗神碑、参道脇に狛犬が建立されています。手水舎を過ぎると石段の参道が境内入口まで続き、随神さんと綺麗な木製狛犬が護る門を入ると正面に入母屋造りの拝殿。奥に通殿と本殿が建立されています。更に境内奥左右に多数の境内社が祀られています。

御祭神:大巳貴命、武御雷命、合祀神:誉田別尊
祭礼日:10月1日・例大祭
境内社:剣御崎神社、龗神、稲荷神社、金蔵神社、鎮守神社、紺姫神社、天満宮、若宮神社、幸神社、年神神社、金屋子神社、風神社
由緒:当社は「出雲国風土記」(713年)に「支須支(きすき)社」とあり、また「延喜式神名帳」(927年)に記載されている「式内社」でもある。祭神は「大巳貴命」「武御雷命」別に「誉田別尊」が合祀されている。 また当社は「八所八幡宮」の中の一社である。これは鎌倉時代にこの出雲国の八か所に八幡宮が勧請され、これを「出雲八所八幡宮」というのである。
 本来の社地は現地より西方100mのところにあり「跡の城」と呼ばれ現在でも石の祠が残されている。

社頭
神社入口
入口に立つ一の明神鳥居
一の鳥居に掛かる額 社号標「式内 郷社来次神社」
参道入口付近にいる出雲狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
参道の様子
手水舎
二の明神鳥居
石段の参道
境内入口に建つ随神門
随神門内に居る色彩豊かな木製神門狛犬
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境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
通殿と流造の本殿

オカミ(雨かんむりに口を三つ、その下に龍)神碑 参道右に祀られる境内社:剣御崎神社
境内奥右側に祀られる境内社群全景
境内社:稲荷神社 境内社:金蔵神社
境内社:鎮守神社 境内社:紺姫神社
境内右奥正面に祀られる境内社群全景
境内社:天満宮 境内社:若宮神社
境内社:幸神社 境内社:年神神社
境内左奥に祀られる境内社群全景
境内社:金屋子神社 境内社:風神社