粟谷神社

雲南市三刀屋町粟谷949(平成24年9月1日)

東経132度52分03.46秒、北緯35度16分08.20秒に鎮座。

 この神社は松江自動車道・三刀屋木次ICの南西約3km、272号線に面して鎮座しています。入口には社号標、鳥居、案内板が設置され、石段の参道を直登すると境内に辿り着きます。境内入口では万延元年生まれの出雲構え獅子が睨みをきかしており、すぐ正面に、千鳥破風付入母屋造りの拝殿・幣殿・通殿・本殿が建立されています。境内右側が明るく開けており、境内社が4社祀られており、裏参道の入口も狛犬が護っています。

主祭神:吉備津彦命、合祀神:菅原道真命、足仲津彦命、気長足姫命
祭礼日:1月1日・歳旦祭、2月11日・建国記念祭、4月8日・祈念祭、4月29日・天長祭、 7月30日・夏祭、 9月19日・稲荷神社祭、 11月8日・例大祭、 11月23日・新嘗祭、 12月30日大祓式
境内社:社日神社、稲荷神社、木山神社他
由緒:出雲風土記にある粟谷神社で式外社、雲陽誌には吉備津大明神と記されており主祭神は第七代孝霊天皇の第三皇子吉備津彦命であります。
 崇神天皇の古代に出雲振根が朝廷の命に背いたので四道将軍吉備津彦命が勅命を奉じ、之を鎮めるため出雲に降りられた。備後路から仁多郡を経てこの地にご滞在になり振根の動静をうかがわれたと記されています。
 後、この遺跡に人々が命の威徳を偲ひ宮を建立したのが、粟谷神社であう。
 往古の社域は現在地の西方約100米の天辺という丸い小山の上にありましたが、明和年間火災に遭い、文化12年現在地に移遷されました。

社頭
神社入口
明神鳥居 社号標
「風土記之社 粟谷神社」
石段の参道
境内入口
境内入口にいる万延元年生まれの出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(万延元年(1860)庚申9月吉日建立)
境内の様子
千鳥破風付入母屋造りの拝殿
幣殿・通殿・本殿

境内社:稲荷神社 境内社
境内社:社日神社 境内社:木山神社

裏参道入口
裏参道入口を護る出雲構え獅子
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