大田市温泉津町西田280 (平成29年7月26日)
東経132度23分51.80秒、北緯35度05分14.27秒に鎮座。
この神社は、JR山陰本線・湯里駅の南東3km程の辺り、西田の街外れに鎮座しております。
御祭神 上津綿津美神・上筒男神
由緒
当神社は延喜式内社であり、御祭神は上津綿津美神と上筒男神二柱の海を司る神様が奉斎されております。
何故海辺でもないこの地にお鎮りなされたのか。伝説によると神代の昔二柱の大神様を始め大勢日本海に船を乗り入れられましたが暴風雨で海上は大荒れとなり、漂着の地が日祖の殿島であったと伝えられております。
それ以来暫くの間日祖から小浜の浜辺などで製塩や稲作の技法を教えられ、さらに奥地に進まれ上村、飯原を通って、この西田の地に辿り着かれそこに聳える、水上山の姿が気に入られここにお鎮りになりました。
今日の「よずくはで」はその名残りであり西田や周辺の人々に魚網を干すやり方を取り入れた稲はでの作り方を指導されました。
秋の稲の収穫期になると「秋の風物詩」として「よずくの里」を訪ねる人は今も絶えません。
境内由緒書き より。
参道入口
参道
拝殿
拝殿前の浪花狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
拝殿内部
本殿
東照宮 | |
境内よりの風景