隠岐郡西ノ島町浦郷922 (令和5年10月15日)
東経132度59分25.65秒、北緯36度05分20.05秒に鎮座。
この神社は、西ノ島町役場の西500m程の辺り、浦郷の街外れに鎮座しております。
御祭神 由良比女大神
由緒
当社は仁明天皇承和九年官社に預り、延喜式神名帳には従三位上由良比売大明神とあり、袖中抄、土佐日記に其の名が見え、仁明天皇承和十五年、陽成天皇の元慶元年に鄭重なる祈禱あり、平安朝末期には隠岐国一の宮と定められた。 安政二年には島前一統の祭りとすることを決議している。 明治五年十月郷社に列せらる。 特殊神事 11月29日夜に行われている神帰祭。「神事之時供物次第」安永七年によると「九月末日 神送り神事 御供 赤飯。十月末日 神迎神事 御供 赤飯」とある。これは由良比女神が出雲の神在祭に出られるのが神送りと伝えられ、それによって現在は帰神といわれる11月29日に祭儀を執行する。由良比女神は烏賊に乗りお帰りとの伝があり、この夜は必ず由良の浜に烏賊の群が寄るといわれ、氏子はこれを「烏賊寄せ祭」と称している。 また例大祭では隔年で海上渡御祭が行われている。数百人で担ぐ威勢の良さは壮観であり、島内一の船渡御である。
島根県神社庁公式サイト より。
境内の東、海岸近くに立つ一の鳥居。
鳥居前の海
参道入口
入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
随身門
随身様
二の鳥居
拝殿
拝殿内部
本殿
末社