奈伎良比賣(なぎらひめ)神社

隠岐郡海士町豊田489 (令和5年10月14日)

東経133度07分29.53秒、北緯36度06分04.85秒に鎮座。

この神社は、海士町役場の東北東2.5km程の辺り、豊田の街外れに鎮座しております。

御祭神 奈伎良比賣命

由緒
延喜式小社の一つ。創建は詳らかでない。元禄16年(1703年)の『島前村々神名記』には、神社は柳井媛大明神とされている。地元には奈伎良姫と柳井姫には、別々の伝説がある。奈伎良姫は、伊予の国を出発して日本海を航海されていた。ところが、途中で嵐に遭い、この島の豊田地区に避難された。そして、この地をたいそうお気に入りになって永住され、産土神として祀られたと伝えられる。 一方、柳井姫は、島内の宇受賀命と西ノ島の比奈麻治比賣命の間に授かった姫神であると伝えられている。地区内には、この結婚生活、お産の場所と伝えられるところがある。 おそらく、奈伎良姫と柳井姫は同一の神様ではあるが、伝承が複数あると思われる。 島前でも有数の漁港であることから、豊漁、海上安全の信仰が篤い。
島根県神社庁公式サイト より。

参道入口

境内入口

神額

三の鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿内部

本殿


社務所