隠岐郡西ノ島町別府276 (令和5年10月15日)
東経133度02分52.16秒、北緯36度06分29.41秒に鎮座。
この神社は、別府港フェリーターミナルの北東500m程の辺り、港を見下ろす高台に鎮座しております。
御祭神 後醍醐天皇
由緒
後醍醐天皇が隠岐に御配流になった折の行在所。通称 黒木御所と呼ばれている。
島根県神社庁公式サイト より。
参道入口遠望
鳥居
神額
参道
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和15年(1940)庚辰6月7日建立)
参道
拝殿
拝殿内部
本殿参道
本殿
本殿前の陶器製狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
黒木御所 後醍醐天皇行在所遺跡
[太平記]曰く「御船隠岐の国に着きにけり、佐々木判官貞清府の島と云ふ所に黒木の御所を作りて皇居とす。玉扆に咫尺して召仕はしける人とては六条少将忠顕、頭大夫行房、女房には三位殿御局計也。昔の玉樓金殿に引替て憂節茂き竹椽涙隙なき松の墻、一夜を隔つる程も堪へ忍ぶべき御心地ならず。鶏人暁を唱ふる声、警固の武士の番を催す声ばかり御枕の上に近ければ夜の寝殿に入らせ給ひても露まどろませ給はず」云々。御日夕を偲び只管恐懼し奉る耳。境内の説明書 より。
黒木御所跡地
後醍醐天皇歌碑「こころざす かたをとはばや なみのうへに うきてただよふ あまのつりふね」
境内より見る別府港