伊勢命(いせみこと)神社

隠岐郡隠岐の島町久見375 (令和5年10月12日)

東経133度14分17.00秒、北緯36度19分00.73秒に鎮座。

この神社は、隠岐の島町役場の北北西12km程の辺り、久見の街外れに鎮座しております。

御祭神 伊勢命神

由緒
社殿によれば、一夜神光海上より輝き来たりて久見字仮屋の地に止まり以来夜々出現して止まず。偶々神託を受くる者あり、この地に伊勢明神を奉斎せし処神火の出現止みたり。然るに仮屋の地は北西風強烈なる為間もなく現在地字宮川原に社地を定めて遷宮をなしたりと、これが伊勢命神社創立の起源であり御祭神は伊勢命である。
天保9年(1838)不幸当地に大火災発生し本社又その厄にあって全焼して棟札古文書一切を失った為創立年代は不詳であるが仁明天皇嘉祥元年(848)しばゝ霊験ありとの故を以って明神の列に挙げられ延喜の制には國幣大社の待遇を受けて明神大の社格に列せられた。
当社は隠州視聴記に内宮大明神社領弐石神主山城、隠州神名帳には正四位上伊勢明神とあり御造営は元島後中の寄進とするの定めあり、内宮さんと呼んで非常に崇敬を受けた。明治5年(1872)郷社に列せられ仝40年(1907)9月には神饌幣帛料供進神社に指定せられた。
本殿は神明造り桁行三間梁間二間半。昭和43年(1968)明治百年記念事業として屋根銅板葺替竣工。尚古くから当社に奉納されている久見神楽は昭和37年(1962)島根県無形文化財に指定されている。創建時期は不詳
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

手水舎

随身門

随身様

拝殿

神額

拝殿内部

本殿


熊野大明神瑞御舎

若宮大明神瑞御舎

稲荷大明神瑞御舎

三笠大山大明神瑞御舎