佐久多神社
松江市宍道町上来待551(平成24年9月1日)
東経132度58分05.39秒、北緯35度23分54.54秒に鎮座。
この神社は来待小学校の南東約1kmに鎮座しています。道路脇に灯籠が建立され、石段の参道を上がったところに鳥居が立っています。その後ろに手水鉢と狛犬が建立され、南の大きな森に向かって参道が付けられています。森の中の石段を上がると、境内は二段に分かれ、入口に出雲構え獅子がいます。下の境内には社務所らしき建物が建てられ、中央やや左の石段を上がると本殿、神楽殿が建立されている上の境内に行き着きます。社殿後方の注連縄で結界されている奥に藁の蛇荒神社らしき黄に巻き付いた藁蛇が見られました。
御祭神:天照大神
祭礼日:11月2日
由緒:天平5年(733)2月30日「佐久多社」『出雲国風土記』
寛永21年(1643)8月2日修復
正徳3年(1713)1月吉日修覆日之御崎大神宮と称
明和3年(1766)11月十八日造営
寛政元年(1791)3月3日修覆
文政3年(1820)10月7日修覆
天保15年(1844)6月29日造営
明治41年4月12日本宮神社に合祀
昭和2年12月27日旧社殿を本宮神社の御旅所とする
昭和32年10月16日御現在地に奉還
風土記の「佐久多社」二社のうちの一に相当する。
古来佐久良にあり、江戸初期までは佐久多神社あるいは佐久多大明神と称してきた。正徳ころから日御崎大神宮と称するようになり、明治になり、日御崎神社として無格社に列せられた。明治41年4月12日神社整理で本宮神社に合祀となつたが、住民の復旧の念止み難く、昭和2年12月27日、佐久良にある旧社殿を本宮神社の御旅所とした。昭和32年10月16日、御神体をこれに奉還した。したがつて現在では本宮神社の境外末社の形となつている。
(サイト「延喜式神社の調査」より)
道路脇の参道入口 |
 |
石段の参道 |
 |
石段上に立つ明神鳥居 |
 |
参道の様子 |
 |
森の中に付けられた石段参道 |
 |
下の境内入口 |
 |
下の境内左側に建てられている社務所? |
 |
上の境内へと上がる石段参道 |
 |
上の境内の様子 |
 |
流造の社殿 |
社殿に掛かる額 |
 |
 |
石祠 |
藁の蛇荒神社? |
 |
 |
