大森神社

松江市宍道町佐々布738(平成24年9月1日)

東経132度54分45.29秒、北緯35度22分58.29秒に鎮座。

 この神社は54号線・大森信号から東に入り、60m程進んで右折するとすぐ左手に鎮座しています。
 入口脇には亀趺が支える石灯籠が立ち、鳥居前では平成23年に造られた出雲狛犬がご挨拶。駐車場脇の参道を進むと石段があり、ここでも顎が崩れかけた出雲構え獅子がお出迎え。彩色の綺麗な狛犬がいる随神門を潜るとしっとりと落ち着いた境内。大きな杜の中に入母屋造りの拝殿、大社造りの本殿が建立されています。又、境内奥に聳えるご神木内には、とても珍しく竹が生えていました。

主祭神:大穴牟遅命
配祀神:須佐之男命 少名彦神 事代主命 安閑天皇 出雲建雄神
合祭神:建御名方神 誉田別命 伊弉册尊 國之常立神 天御中主尊
祭礼日:歳旦祭・1月3日、祈年祭・3月、大祓祭・8月20日、例大祭・10月19日、新嘗祭・11月
由緒:本社は、大字佐々布字大森にあり、宍道駅南方佐々布川辺にある。 当社は、元宍道郷式内宍道神社なりと伝え、もともと神籬ヶ坪という所にあったのを、中世同地より約1km川上の大樹の茂る現地に移転して大森大明神としたが、社殿の広壮社頭の壮麗は町内のその比を見ない。又、現在の大森神社より佐々布川沿い約1km川下に近いところ、宍道町南方 広島街道に沿った山寄りに、猪岩或いは女夫岩と呼ばれる同形の岩が二つ並び、中央に小祠を祀っている。
 一つの長さは二間七尺、一つは二間五尺、高さは共に八尺、周りは四間一尺と四間のものである。
 太古、大神が猪を追い詰め給い、その猪が石となったものと伝える。尚、大森神社所有の女夫遺跡は平成9年3月28日に島根県指定史跡に指定された。

社頭
神社入口
入口参道脇に立つ、亀趺が支える石灯籠
入口参道脇の出雲狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(平成23年(2011)10月1日建立)
入口に立つ明神鳥居
参道の様子
石段参道
石段参道上に居る出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
随神門
随神門内に居る彩色された狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
境内の様子
入母屋造りの拝殿
大社造りの本殿

ご神木(主幹中央から竹が生えています。)