本宮神社

松江市宍道町上来待1346(平成24年9月1日)

東経132度58分54.92秒、北緯35度23分27.51秒に鎮座。

 この神社は大型農道沿いに建つ田根公民館前で南に入り、上りつめた高台に鎮座しています。入口には「来待本宮」の額を掲げる木製鳥居が立ち、石段の途中に綺麗な狛犬が居る随神門が建立されています。境内に入るとすぐ目の前に入母屋造りの拝殿が建ち、渡り殿で繋がれて大社造りの本殿が建立されています。その左側に境内社二社、左側奥に数基の石祠、社日が祀られています。

御祭神:月夜見神
祭礼日:10月28日
境内社:八幡宮、伊努神社 他
由緒:由緒不詳
明治41年4月12日佐久多神社を合祀
昭和32年10月16日佐久多神社を御現在地に奉還

『神国島根』に拠れば、勧請創立は天文年中とされる。明治五年に村社に列せられ、同四十一年に佐久多神社並びに神戸神社を合祀。佐久多神社は現在佐倉に遷座。『雲陽誌』上来待の頁には、本宮明神 月読命を祀る。勧請年代はしれず…、この所を多根というと記される。
(サイト「延喜式神社の調査」、「島根県教育会出版・神国島根」より)

社頭
入口に立つ木製鳥居 鳥居に掛かる額「来待本宮」
石段の参道
石段途中に建つ随神門
随神門内に居る彩色の綺麗な木製狛犬
阿は角付き、吽は宝珠付き
狛犬の拡大写真はこちらで
境内へと続く石段の参道
境内の様子
入母屋造りの拝殿
大社造りの本殿

境内社:八幡宮
境内社:伊努神社
石祠三基 社日と石祠

ご神木