三保神社

松江市美保関町福浦(平成21年7月30日)

東経133度15分16.56秒、北緯35度33分3.16秒に鎮座。

 この神社は松江市の東端・美保関に向かう2号線から少し福浦港内に入った道路左側に鎮座しています。社前からは福浦港に架かる2号線の架橋や福浦港が良く見えました。
 玉垣や鳥居の建つ入口を入ると随神門が建ち、中には彩色が綺麗に残った狛犬が居ました。境内奥に拝殿、本殿が建立されていますが、この社の本殿は「美保造」または、「比翼大社造」などといわれ、大社造りを並べてそれを連結し、その前に拝殿を取り付けたもので、出雲地方だけに見られる独特の様式なのだそうです。所が下調べをしていない私は、そんなに変わった造りとは露知らず、本殿を右側からしか撮影しておらず、今になって悔やんでいます。

 御祭神:事代主命、三穂津姫命
 祭礼日:3月28日、11月23日
 境内社:数社
 由緒:勧請年月・縁起・沿革等は不明です。

社頭
入口の明神鳥居
建立年代不明の出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
随神門
随神門内にいる神門狛犬
阿吽があり、純白の体に金色の眼や鬚・鬣等がかなり綺麗に残っています。
境内の様子
拝殿
拝殿の額と注連縄
本殿
境内社 境内社
境内社 境内社
境内社を護る崩れかけた狛犬達
神社前の福浦港の様子