草野(かやの)神社

松江市上大野町1856(平成24年9月2日)

東経132度55分19.26秒、北緯35度29分04.47秒に鎮座。 

 この神社は宍道湖北部広域農道と266号線の交差点から北に入り約150m。川の手前の道を左に入り手前に戻るような感じで左折すると右手に鎮座しています。
 石段の参道を登るとすぐに狛犬と一の鳥居。尚も登ると暗い杜の中に二の鳥居と狛犬がおり、境内入口に建立された隋神門をくぐると境内。左手に神楽殿・社務所、石組みの上に開放的な拝殿と流造の本殿が建立されています。本殿左手には天満宮、右手にも境内社が祀られています。
 私にとってこの社で一番印象的だったのは随神門内にいる狛犬で、神門狛犬としてはとても整った良い顔立ちをしていました。

御祭神:草姫命、伊邪那岐命、伊邪那美命
祭礼日:不明
境内社:天満宮他
由緒:風土記の草野社とされていますが、勧請年月・縁起・沿革等については不明です。此の地にはもと八幡宮が鎮座していましたが、杠神社が合祀され草野神社となった、と雲陽誌には記されています。(「出雲国神社めぐり」より)

社頭
石段脇にいる出雲狛犬
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石段途中に立つ一の明神鳥居
暗い杜の中に続く石段参道
二の鳥居前にいる天保15年生まれの出雲狛犬
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(天保15年(1844)8月吉日建立)
石段途中に立つ二の銅製鳥居
境内入口に建立されている随神門
随神門内に居るイケメンの木製狛犬
境内の様子
妻入りの開放的な拝殿
拝殿内の様子
出雲には珍しい流造の本殿
棟続きの神楽殿と社務所

境内社 境内社:天満宮