加茂志神社

松江市上佐陀町(平成17年11月24日)

 この神社は松江から恵曇港へ向かう37号線の、上佐太と天路前バス停の中間あたりの道路を右に入り、300mほど進むと左側に鎮座しています。
 由緒の案内はなかったのですが、風土記によると旧社地は海老山に有った模様で、その頃は神魂神社と呼ばれていたようです。神魂神社は本社が松江市大庭町にあり、出雲国造の大祖といわれる天穂日命がこの地に天降られ、出雲の守護神として神社を創建。以来、天穂日命の子孫が出雲国造として二十五代まで奉仕したと伝えられる古社で、御祭神は、伊弉冊大神、伊弉諾大神です。ここはそこの分社なのでしょうか?
 この神社に到着したときには、丁度折り悪く大雨となり、おまけに傘もおちょこになるくらいの冷風吹きすさぶ最悪の状態で、そこそこの参拝でしたが、普段だったら気持ちの良い雰囲気の神社だったと思います。

参道入り口 神社入り口
比較的新しい出雲丹後狛犬と思われますが、建立年は調べることが出来ませんでした。
拝殿 本殿