山口神社

出雲市鹿園寺町743(平成24年9月2日)

東経132度52分25.09秒、北緯35度28分19.25秒に鎮座。

 この神社は鹿園寺町を東西に貫く宍道湖北部広域農道の十字路から約250程北上すると左側に鎮座しています。
 道路からは分かりづらいのですが、住宅の間奥に鳥居が見えます。鳥居も狛犬も石段も全てが最近造営されたようです。二の鳥居を潜り境内に入ると正面に拝殿・本殿が建立され、境内奥には社日や境内社が祀られています。

御祭神:伊弉諾命、伊弉册命
祭礼日:10月9日
境内社:稲荷神社、諏訪神社、金佐神社
由緒:この社は、山口社(やまぐちのやしろ)として出雲国風土記に記載されています。例祭では頭屋は日本海坂浦にて斎戒し、塩水、塩草を産土大神へ供し、例祭当日は甲冑をまとい角力の業を行います。角力の業は鹿園寺町の祭りとして古くから行われており、雲陽誌にもその記述があります。頭人は毎年交代で鹿園寺川をはさんだ町内から2人ずつの4人が選出されるようです。

 

遠くに見える神社入口
入口に立つ一の明神鳥居
境内へと続く石段参道
境内入口にいる平成生まれの出雲構え獅子
(平成21年(2009)9月吉日建立)
境内入口に立つ二の明神鳥居
境内の様子
入母屋造り向拝付きの拝殿
拝殿内の様子 拝殿に掛かる額
弊殿と本殿

境内社:稲荷神社
境内社:諏訪神社 境内社:金佐神社
社日

ご神木