若宮神社

出雲市斐川町名島6(平成24年8月31日)

東経132度47分30.16秒、北緯35度22分35.49秒に鎮座。

 この神社は斐伊川右岸近く、斐川町名島の用水路に挟まれた地域に鎮座しています。
 入口には鳥居と真新しい社号標が建立され、境内入口には子連れの出雲構え獅子がいます。小祠のような変わった灯籠の奥に入母屋造りの拝殿、大社造の本殿が建立され、境内周囲に社日や境内社が祀られています。

 御祭神:伊弉諾神、伊弉册神
 祭礼日:8月第一日曜日・夏祭
 境内社:稲荷神社他
 由緒:当若宮神社は出雲大社の神領地北嶋國造家の家名を以って村名と為した。
 北嶋村の守護神として元中四年(1387)國造出雲臣資孝の命を受けた佐藤市郎右衛門(屋号岡田)が淡路国の伊弉諾神宮より勧請し氏神社と為した。
 維新前は毎年11月旧意宇郡大庭村神魂神社に於て新嘗祭火継ぎの神事執行の際北嶋國造家より神饌料として玄米二斗を献供し且代拝せられた。
 旧社は現在地を距る西約五町斐伊川堤防の傍に御鎮座なされていた。
 宝永元年(1704)9月29日に現在地奉還したの奉還したのは奉遷された。
 今旧社地は元宮と称し古木の巨株地下に存在している。

社頭
神社入口
入口に立つ明神鳥居 社号標
参道の様子
境内入口にいる出雲構え獅子
阿は口中に玉を含み、体側面に蹲踞型の子狛を連れています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(平成7年(1995)9月建立)
境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
大社造の本殿

社日 石祠
境内社:稲荷神社
総荒神 石祠

ご神木