都牟自(つむじ)神社

出雲市斐川町直江町520番(平成24年8月31日)

東経132度49分12.61秒、北緯35度23分42.51秒に鎮座。

 この神社は直江駅の北東約2kmに鎮座しています。275号線を挟んで北東約600mに同名社が鎮座してますが、関係性は分かりませんでした。
 広い境内の右側は金網のフェンスで区切られていますが、道路から社地内全てが見渡せるような、開放的な神社です。入口には鳥居と案内板、境内右奥に漆治菅沢研修館が建ち、正面奥に入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立されています。

 御祭神:天津枳値可美高日子命
 祭礼日:不明
 由緒:出雲国風土記出雲郡漆沼郷によると「ご祭神の又の名を薦枕志都沼値命とあり、この神が郷中にご鎮座になり郷人をお守りになっているので漆沼郷といった」とある。
 奈良時代以前の湖岸線はおおよそ直江と平田を結ぶ今の県道あたりで、この辺りから西方にかけては、出入り複雑な沼地が多く湿地帯であった。
 薦枕・漆沼の文字はその査証である。

社頭
神社入口
入口に立つ明神鳥居
境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿に掛かる額
拝殿内の様子
拝殿内に掛かる額「風土記 漆沼神社」
流造の本殿