御碕神社

出雲市斐川町上庄原526(平成24年8月31日)

東経132度50分42.95秒、北緯35度23分09.82秒に鎮座。

 この神社は、出雲市役所斐川支所の南約350mに鎮座しています。神社の前は広々とした駐車場で、入口左に案内板や社号標、中央に鳥居が建立され、右側に大木が聳えています。境内左右で平成生まれの出雲構え獅子が睨みを利かせ、正面奥に出雲では珍しい右綯いの注連縄が架かる、唐破風付き入母屋造りの拝殿・本殿が建立されています。境内周囲には豊栄神社等の境内社が祀られ、狛犬の先代さんもきちんと取ってあり、とても嬉しく拝見しました。
 清潔感のある落ち着いた神社でした。

 御祭神:素盞鳴命
 祭礼日:不明
 境内社:豊栄神社他
 由緒:出雲国風土記に「御前社」と記されている
 社伝によると、元の社は、漆沼郷東南部(上庄原西北端)にあったが、延宝2年(1674)の洪水により社殿浮流して、上庄原村神田に鎮座の今宮神社境内に漂着した、という。
 この神のご鎮座地いかにと神告をお待ちしたところ、今宮神社々地に新たに社殿を建て祀るようにとの神告により現在地に建立された。

社頭
神社入口
社号標 入口に立つ明神鳥居
参道・境内の様子
境内にいる平成14年生まれの出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(平成14年(2002)11月8日建立)
唐破風付き入母屋造りの拝殿
出雲に多い太めの注連縄。でもこの社は出雲では珍しい右綯いです。
拝殿に掛かる額
拝殿内の様子
妻入りの本殿

境内社:豊栄神社
石祠 藁の大蛇の荒神社
末社
纏められている末社
社日 石祠
末社群を護る明治36年生まれの出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治36年(1903)10月吉日建立)
末社? 末社?
小さな出雲構え獅子