伊努神社

出雲市美野町382番(平成24年9月2日)

東経132度54分05.42秒、北緯35度28分09.59秒に鎮座。

 この神社は一畑電鉄・伊野灘駅から北上してきた道路と宍道湖北部広域農道との交差点の南西約300mに鎮座しています。
 正面には駐車城が造られ、神橋を渡って鳥居を潜り狛犬を横に見ながら石段の参道を上がっていきます。境内入口にも狛犬がおり、参道が右折すると二の鳥居。境内左手には綺麗な社務所が建ち、静かな境内正面に入母屋造りの拝殿、其の後ろに弊殿・本殿が建立されています。
 特筆すべきは其の後ろで、古墳や古代の祭祀形態がそのまま残されたような禁足地が見られました。

御祭神:天甕津姫命
祭礼日:祈年祭・3月25日、例大祭・10月25日、献穀祭・11月25日
由緒:出雲国記載神社

社頭
入口に架かる神橋
入口に立つ一の明神鳥居
鳥居後ろにいる出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和9年(1934)11月建立)
石段参道の様子
境内入口
境内入口にいる大正生まれの出雲狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正4年(1915)11月建立)
参道の様子
境内に建つ二の明神鳥居
境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
弊殿と本殿
本殿後方の様子
自然崇拝の名残の祭祀場でしょうか?本殿を取り囲む玉垣内に
もう一段高く玉垣が造られ、ご神木らしき樹木が聳え立っています。
社殿のない形のこういう崇拝の仕方も拝見した事があります。

更に其の後方には「伊努神社境内古墳」として円墳が残されています。