出雲市大社町遙堪(平成17年11月25日)
この神社は出雲大社の東約2.3km、大社町遙堪の天台ヶ峰の南裾に鎮座しています。
風土記、平安時代の書物「延喜式」にのる式内社の旧郷杜で、古来出雲大社の境外摂社でした。出雲国風土記には「阿受伎社」とあり、同名の神社は風土記に三十九社、延喜式には十一社を数える由緒ある神社ですが、現在はこの社が残るのみで、他の社は全てこの社に合祀された、と伝えられています。
主祭神は、大国主大神と多紀理比売命との間に生まれた長男神の阿遲須伎高日子根命で、農耕の神様です。配祀神は、五十猛命、天稚彦命、素盞嗚命、下照姫命、猿田彦命、伊邪那岐命、天夷鳥命、稻背脛命、事代主命、天穗日命 です。
社号標 | 神社遠景 |
神社入り口 | 拝殿 |
瑞垣と本殿 | 本殿 |
境内社・西殿 | 境内社・東殿 |
荒神社と龍蛇 | 天照皇大神碑 |
境内社・稲荷社 | 銀杏と紅葉の競演です |