葦原神社

出雲市西郷町137番(平成24年8月31日)

東経132度48分08.81秒、北緯35度26分00.72秒に鎮座。

 この神社は雲州平田駅の西北西約2.2km、西郷町西谷下地区250号線の一本北の道路に面して鎮座しています。同迂路際に鳥居が建立され、参道を北に進むと、石段が境内まで続いています。
 境内入口に注連柱が立ち、狛犬が護る境内正面に、入母屋造りの拝殿、弊殿・本殿が建立されています。又、境内には願い事が叶うという「願い石」も鎮座しています。

 この社に案内は無く詳細は不明ですが、 『web魁神社巡拝記』には、下記のように記されています。
 「元村社。西郷町137番地。主祭神は葦原醜男命(大国主命)。例祭は10月9日。「出雲国風土記」楯縫郡神社記に、刻社葦原社が4社記載されているが、いずれも当社に合祀されているものと思われる。」

社頭
参道入口に立つ一の鳥居
参道の様子
石段参道
境内入口に立つ注連柱と入母屋造りの拝殿
注連柱後ろにいる文政6年生まれの出雲狛犬
阿吽の位置が反対です。阿は下顎が欠けてしまいましたが、この時期独特の丸い台座に乗った、非常に出来の良い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・銀次郎 文政6年(1823)癸未9月吉日建立)
境内の様子と側面から見た拝殿
拝殿にかかる額
拝殿内の様子
弊殿と本殿

境内社 詳忠碑
詳忠碑を護る小さな出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
願い石
鎮守の杜