荒魂神社

出雲市大社町宇龍(平成17年11月25日)

 この神社は出雲市の北西、日本海に突き出た日御碕の東側で、宇竜バス停から海中公園センター前を通り、宇竜浦に沿っていくと左手に鎮座しています。
 ここは日御碕神社の境外摂社で、御祭神は速素盞嗚尊です。目の前には海を隔てて、同じく日御碕神社末社・和布刈(めかり)神事で有名な熊野権現の鎮座する権現島が見え、島の岩礁上には鳥居も建っています。熊野権現の撮影の為海辺にいたら、丁度漁船が入港してきました。
 私達が出雲に来てから3日目ですが、昨日までは時化で不漁だったとのこと、今日やっとブリが大漁で、未だピチピチと跳ねているブリを見ながら、おじさんおばさんは大ニコニコ、私達はおいしいお刺身や煮付けを思い浮かべて、つばを飲み込んでいました。網の中には魚だけではなく、越前クラゲの残骸も入っていました。

鳥居の扁額 神社全景
拝殿、脇から 檜皮葺きで流れが美しい本殿
出雲構え獅子。正面は玉垣に近くて撮りづらく、顔だけが強調された写真になってしまいました。
(昭和51年11月吉日建立)
境内社 宇竜浦の様子。
本当に穏やかで波静かな内海です。
対面に見える熊野権現の鎮座する権現島 網にかかった大漁のブリ。
如何にも、おいしそうで〜す。