八幡神社

滋賀郡志賀町南小松(平成16年11月21日)

志賀町南小松の八幡神社は、縁起によると640年ほど前の延文(1356−61)年間に大洪水で湖辺にあった社(やしろ)が水没したため、今の地に移したという古社。9月1日に行われる八朔(はっさく)祭りの奉納相撲が有名である。八朔は旧暦の8月朔日(ついたち)のこと。この日を「たのみ(田実)の節日」として祝う風習は、稲作農家の行事から始まったと伝えられる。稲穂が実り始めるこの時期に、豊年を祈願する八朔祭りは全国各地の神社に、それぞれ形を変えて今も伝えられている。志賀町南小松の八幡神社八朔祭りは子供たちによる奉納相撲が行われる。(西近江しんぶんより)
この神社はその規模、社殿の大きさに比して、灯籠、狛犬が異様に大きい。私達の中では『石像狛犬・大きさ日本一』となっている。

神社遠景

高さ4メートルはある大灯籠

手水舎

明神鳥居と境内

拝殿

小さな本殿と巨大狛犬

本殿

身長170pの人間と比べて下さい

来訪者を見下ろし、しっかりと品定めするかの様にガラスの
眼球を光らせている超巨大耳垂れ尾付狛犬。吽は角付、玉取り。

(明治15年4月建立)

(安政7年(1860)迎春建立)

正面向き、江戸期のふっくら尾下がり狛犬
双方瞳が金色で阿は耳垂れ、吽は角付、耳立ち。

剣を携帯した直垂姿の
人物像が置かれた摂社

(台座には平成3年4月3日と有りましたがどう見てもそんなに
新しくは見えないので多分台座を取り替えたのでしょう)

前に置いた携帯電話を見ても随分と小さい狛犬という事が
分かります。瞳が金色に塗られています。

もう一つの境内社
この社殿が一番大きい

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