小野道風神社

滋賀郡志賀町小野(平成15年8月5日)

 この神社の社殿は重文に指定されていますが、神社本殿の造りは
大別して11種類有り、この小野道風神社の様に切り妻造りに向拝を
設けた本殿はこの地に3棟残っていて一種の地方色であろう。
と立て札に書いてありました。

 小野道風(894〜966)は、平安時代中期の書家。
小野篁の孫にあたり、藤原佐理・藤原行成とともに日本三蹟の一人です。
和様の書の創始者ともいわれ、当時の書の第一人者です。
道風が柳の木に飛付く蛙の姿を見て発奮努力したという話は、余りにも
有名でしょう。

神社入り口、深い森に囲まれた
静かで良い雰囲気の神社でした。

優雅な反りの屋根の
素敵な社殿です