新宮神社

甲賀市甲南町新治1172 (令和元年11月8日)

東経136度09分49.67秒、北緯34度54分59.39秒に鎮座。

この神社は、JR草津線・甲南駅の南南西1.6km程の辺り、甲南町新治に鎮座しております。

御祭神 伊弉冉尊・速玉之男命・天之忍穂耳命

由緒
新宮神社は一の宮に紀伊熊野神、二の宮に常陸鹿島神、そして三の宮に勝手大明神を祀っており、甲南町森尻の矢川社、水口町三大寺の日吉社とともに「杣三社大明神」と呼ばれ中世から崇敬を集めていました。
元亀2年(1571)、矢川神社と新宮神社が飯道寺と相論に及んだ際、甲賀郡中惣から選出された奉行衆により仲裁されたことが「山中文書」にみえ、こうした郷鎮守社が中世の甲賀衆の結束を固める場ともなっていたことが分かります。
馬場に建つ表門は国の重要文化財に指定されており、入母屋造、茅葺の三間一戸の楼門で、上階部分を欠失しています。文明17年(1485)の建造で、桁行三間、梁間二間で柱はすべて円柱とし、透彫りの蟇股や和様三手先の組物、間斗束などの技法や意匠などに室町時代の特徴をうかがい知ることができます。
境内由緒書き より。

境内の北北東200m程の辺りに立つ一の鳥居

表門

神社入口

拝殿

本殿正面

本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

本殿


末社