多賀大社

犬上郡多賀町多賀(平成17年3月21日)

(明治43年9月建立)

多賀大社、一の鳥居
大社までは約3Km以上
離れた所に建っている。
県文化財指定

案内板の屋根まで檜皮葺です

思慮深く賢そうな唐草狛犬

檜皮葺で趣のある手水舎

能舞殿。能舞台と奥の社屋が
渡り廊下で繋がれています

拝殿・本殿の全景をパノラマ写真にしてみました。本殿は改修中です。

杉の古木の間からチラリと見える本殿

青銅製の灯籠には可愛い狛犬が八匹遊んでいました。

境内社・金咲稲荷神社

稲荷神社本殿

     境内社
熊野神社、天神神社、熊野新宮

御湯神事に使用する大釜

御祭神は伊邪那岐命と伊耶那美命でこの二神が多賀の地に天下ったという伝説があります。創建は神代と伝えられ、またの名を日の少宮といいますが、一般には多賀大明神、お多賀様などと呼ばれ親しまれてきました。又この神社は14世紀後半頃から、特に神仏習合が浸透していた神社です。その神宮寺の社僧は諸国に抱えている檀家に多賀大社の延命長寿の神徳を広めることに務め、全国に多賀大社の勧請が行われました。これにより、多賀大社は全国的に知名度が高くなりお多賀さん参りの参拝者で賑わう様になったと云う事です。
流石に多賀大社、その規模は他の追随を許さない程です。普通大きな神社は派手目な所が多いのですが、此処は社殿の修復も伝統を守って檜皮を葺き替えたり、豊かな杜を今も守り続け好感が持てました。