彦根市高宮町(平成17年3月21日)
私達の詣でる神社としては大きい部類に入る神社です。旧中山道高宮宿に鎮座するこの神社は往時から街道を行き来する人々の心の拠り所となっていた事でしょう。創建は鎌倉時代末期で、古くは十禅師宮と称しましたが、明治になってから高宮神社と改称されました。社地は広く、長い参道を行くと立派な随神門に突き当たり、広い境内には元檜皮葺と思われる厳かな拝殿と複雑な造りの本殿が背景の古木に囲まれて堂々とした姿を現します。狛犬も新旧、大小取り混ぜて5対居て楽しませてくれました。現在は縁結び、夫婦和合、開運厄除けの神様として親しまれているようです。
安政3年(1856)建立
(昭和3年12月建立)
(昭和44年建立)
奉納灯籠が建ち並ぶ長〜い表参道
随神門
江戸期の狛犬ですが、関西系は石の材質のせいか
形に変化が少ないせいか、古さを感じさせません。
広い境内の様子
立派な拝殿
この地域では拝殿の右横に
社屋がついているのが特徴です。
複雑な造りの本殿
拝殿のガラス越しに見えた本殿を守護している狛犬さん
拝殿前の横に張り出した長い鬣が特徴の垂れ耳狛犬
境内社・恵比寿神社、瑞穂神社
境内社を守護する狛犬さん、木に隠れて見つけにくい。
阿はオスのシンボルがあり、吽は角付です。
こちらも立派な脇参道。只今整備中。
脇参道のしょうわ狛犬