荒神山神社

彦根市清崎町(平成17年3月21日)

この神社は標高263m彦根市のほぼ中央にある独立峰・荒神山の山頂に鎮座しています。この山は古くは平流山(へいるやま)と呼ばれていましたが、奈良時代行基が山頂に奥山寺を開山した際に、三宝大荒神の像を作ったことから荒神山と呼ばれるようになったといわれています。その後行基は伊勢大神へ礼参し、外宮の神木宇賀だまの実を持ち帰り、ここに植えたのが現在の御神木となったとも云われています。織田信長の比叡山焼き討ちの際、比叡山派の奥山寺も焼き払われ、その後、彦根の井伊家に支えれ存続しますが、明治には荒神山神社に変更しました。毎年6月30日には「水無月の千日詣」が行われ、3歳までにこの祭りにお参りすると、一生火事を出さないとのいい伝えがあるようです。山頂からは雄大な琵琶湖や湖東平野、彦根城が眺められるとても眺めの良い神社です。

山裾から歩くと
この階段の連続です。

階段終点、ここから境内です。
     お疲れ様。

寺院の本堂の様な拝殿

山頂にあるも巨大な本殿

駐車場からは雄大な琵琶湖、湖東平野の一大パノラマが見えます。