東近江市金堂(平成17年3月22日)
この神社へ来てまず驚いたのは入口の石碑があの近衛文麿筆という事でした。この辺りは「近江商人発祥の地」「てんびんの里」という事で経済的な援助でもしていたのでしょうか?そういえば此処の祭礼は山高帽子に紋付羽織袴という文明開化スタイルの氏子が勢揃いする面白いお祭のようです。
創建は社伝によると推古天皇29年、厩戸御子大臣が小野妹子に命じて此の地に金堂寺を建立し、その護法鎮守の為神社を造営したと伝えられているようです。御祭神は高皇産霊神や菅原道真。その後はここが佐々木定綱が築いた観音城の鬼門にあたり、守護神として信仰を集めたりもしたようです。金堂城の跡地に建つこの神社は大城というその名の通り未だに風格がある大きな神社です。
(大正9年9月建立)
(昭和35年3月建立)
入口のご神木
樹叢が濃く灯籠が多い参道
これ程立派な拝殿は余り見かけません
三対もの狛犬に護られている
風格ある本殿
絵馬殿もこの大きさ。並みの社殿より立派です。
一番手前の狛犬。吽には小さな角あり。
口髭を生やしたダンディな叔父さんの様。
しょうわもこの位時間が経つと少しは落ち着きが見えてきます。
本殿横に隠れる様に居た京団扇狛犬。製作年代は分りません。