和光市白子2(平成17年10月29日)
この神社は東武東上線・和光市駅から南東に約1.5km、100号線に駐車場入り口があります。正面参道は旧白子宿の落ち着いた雰囲気の中を通っています。ここ白子は天平宝2年(758)に朝廷の命によって渡来した新羅人のために新設された武蔵国新羅郷が、転訛したものといわれています。白子の鎮守は本来は埼玉県に多い氷川神社でしたが、いつの頃か氷川社の社勢が衰え、かわって熊野社が鎮守とされるようになったそうです。創建年代は不詳ですが、およそ1000年前と推定されています。明治5年に氷川神社を合祀し村社となり、明治40年に坂上の諏訪社、牛房の八雲社、市場の稲荷社、境内社の氷川社を合祀しました。御祭神は伊弉冉尊・建御名方命・速須佐男命・速玉男命・事解男命・倉稲魂命です。(全国熊野神社参詣記参照)
(昭和9年3月建立)
旧宿場沿いの社号標
神社入り口
境内入り口
参道の様子
昭和9年制作の狛犬ですが、この辺りにも腕の良い石工さんがいたようです。
穏やかで筋肉質の姿の良い狛犬に仕上がっています。
尻上げの子狛が可愛く、そっと添えた手が親の愛情を感じさせます。
正面から
背後から
拝殿と拝殿内の様子。
この日は日柄が良いのか7・5・3のお参りの方がたくさん見えられていました。
重厚な本殿
富士塚
ご神木の大イチョウ
隣接する不動院