八幡宮

白岡市白岡 (平成21年12月16日)

東経139度39分35.2秒、北緯36度0分50.5秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、さいたま栗橋線(3号線)を北上、駅入口(白岡駅)信号を右折して進んだ左側です。平成21年の新しい狛犬が居りました。拝殿前の燈籠は寛文12年のものです。拝殿には明治の初め奉納された、剣術田宮流の額が掛かっていました。きれいな状態で保存されています。ご神木のカヤの木は、推定樹齢600年の古木です。入口の水盤に寛文13年の文字が見えました。力石も保存されています。

白岡八幡宮は、嘉祥二年(849)に建てられたものと伝えられ、祭神は応神天皇(正八幡)、仲哀天皇(若宮八幡)、神功皇后(姫宮八幡)である。
当社に伝えられている略縁起には、康平五年(1062)源八幡太郎義家が奥州征討の途中、戦勝祈願のため立寄ったと記されており、また、建久六年(1195)征夷大将軍源頼朝は、当社に佐々木四郎高綱を代参させ、土着武士の鬼窪某に命じて社殿を造立させるとともに、百余貫の所領を寄進し、源家の守護神としてあがめたと伝えられている。戦国時代には一時衰えたが、氏子等の力により江戸、明治期にかけて徐々に復し、昭和四十五年に現在の社殿に改築した。当社には、享徳五年(1456)銘の鰐口が現存し、古い歴史を物語っている。
境内には樹齢約600年といわれる榧の木があり、また、参道脇に保存されている杉の枯木は、義家が馬をつないだ木と伝えられ、当社の御神木となっている。
境内由緒書より。原文はこちら。

神社入り口

拝殿と狛犬

生まれたての岡崎型狛犬

(平成21年(2009)建立)

拝殿

本殿

猿田彦社

稲荷神社・日枝神社

三峯神社・天満神社

神馬社の由来

神楽殿

御神木の榧

寛文12年の燈籠

寛文13年の水盤

記念碑の説明

剣術田宮流の額