白岡市岡泉1121-1 (平成25年6月24日)
東経139度41分44.51秒、北緯36度0分19.84秒に鎮座。
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、県道78号線を久喜市(旧菖蒲町)方面に向かい、岡泉信号から約500メートルを左に入った岡泉地区にあります。狛犬は獅子山に年号の刻まれた石板が差してあったことから、明治5年(1872)かもしれません。吽の前には木があって、正面からは全く見えないのが残念でした。拝殿の屋根が一部落ちていて、早い修理が待たれます。水盤は嘉永元年(1848)と嘉永4年(1851)のものが左右にありました。
岡泉鷲神社は、天和元年(1681)に当地へ勧請されたと伝えられている。祭神には天穂日命が祀られている。
境内には本殿・拝殿のほか、神楽殿がある。また本殿右側には八雲社(祭神は素盞鳴尊)が祀られている。
七月十四日には八雲社の祭礼である「天王様」が行われる。山車が境内で組み立てられ、その上で祭り囃子(大尽囃子)が奉納される。
また同月二十三日は鷲神社の祭礼で、神楽殿において神楽と囃子が奉納される。これらは天保年間(1830〜44)、若者の気風の荒廃を心配した村人が、春岡村(現大宮市)から師匠を招き、若者達に習得させ神社に奉納したのが始まりという。
境内には二本の大ケヤキがあり、山車や大尽囃子、神楽とともに町の指定文化財となっている。
白岡町教育委員会 原文はこちら。
鷲神社の創建は不詳ですが、天和元年(1681)この地に勧請と伝えられています。当神社から始まった「岡泉神楽」(天保のころ)が伝えられ、神楽殿で奉納される。また「大尽囃子」も文化財に指定されています。境内の大ケヤキは町の天然記念物に指定されています。
白岡市観光協会 より
参道入口
参道と二の鳥居
境内と三の鳥居
獅子山風の狛犬。尻尾は欠けてしまったようです。拡大写真はこちら。 | |
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(明治5年(1872)壬申春建立?) |
拝殿
本殿
八雲社
末社
神楽殿
嘉永元年(1848)と嘉永4年(1851)の水盤 | |
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御神木のケヤキ