久伊豆(ひさいず)神社

白岡市実ケ谷553 (平成27年9月14日)

東経139度41分00.42秒、北緯36度00分11.38秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
宇都宮線「白岡」駅東口から徒歩25分程の所に鎮座いたします。途中、東北自動車道の下をくぐります。

御祭神 大己貴命

御由緒
觀音の像を彫りたる圓徑一尺餘の銅鏡ありしが、二十年以前失ひしと云、本地佛なるべし、成徳四年再建棟札の裏に、當?は嘉吉元年辛酉草創とあれど、?傳は詳ならず、末社 稲荷 天王 疱瘡~ 秋葉 別當延命寺
新編武蔵風土紀稿 より抜粋

実ケ谷久伊豆神社は、嘉吉元年(1441)の創建といわれる。祭神には大己貴命ほか四柱が祀られている。
当社の由緒を伝えるものに、日高市聖天院の鰐口(県指定文化財)がある。この鰐口の表には「久伊豆御宝前 願主衛門五郎 武州崎西郡鬼窪郷佐那賀谷村」、裏には「大工渋江満五郎 応仁二年戌子十一月九日」の銘がある。すなわち、この鰐口は願主の「衛門五郎」が応仁二年(1468)、渋江(現岩槻市)の鋳物師「満五郎」に造らせ、当社に奉納したものである。
銘文中の「鬼窪郷」とは、武蔵七党の一つである野与党の有力者鬼窪氏の本拠地で、当町の大字小久喜・大字実ケ谷・大字白岡を中心とした地域が相当すると考えられている。
白岡町教育委員会

入口と一の鳥居

二の鳥居

水場

参道

拝殿

本殿


左より八坂、疱瘡、不明。

いずれも不明。