志木市下宗岡4(平成17年10月29日)
この神社は新河岸川のすぐ北側、宗岡二中の東に鎮座しています。境内の南は朝霞市上内間木という市境にあります。案内によると観応2年(1351)に上ノ氷川神社から分祀されたものといわれています。伝承によると、上ノ氷川神社の御神体の石臼を二つに分け、年号を刻み、上石を下宗岡の本殿下に、下石を上ノ氷川神社の本殿下の土中に鎮めとして埋納させたといい、上宗岡の氷川神社は南面し、下宗岡の氷川神社は北面して、氏子の村人を守るため、向かい合うように建てたとされています。実は私は若い頃数年間この神社の氏子でした。けれどその頃は、祭礼以外神社に参拝する機会もなく、この神社の記憶も殆どありません。今改めてこの地を訪れて、神社の歴史を知り、その雰囲気に浸ると、しみじみと昔日の思い出が甦ってきます。
(皇紀2600年記念
昭和15年2月11日建立)
神社入り口
拝殿
ご神木のイチョウ
志木市お馴染みの獅子山です。逆さ・構えの子持ちですが、余り動きが無く単調な感じがします。鬣と尻尾が一様に細く枝分かれして垂れているのは目新しい感じがします。
本殿覆い屋
疱瘡神文字碑
境内社・疱瘡神社
百足高徳彦命・
時良玉明彦命文字碑
境内社・新田稲荷大神入り口
境内社・新田稲荷大神社殿
水天宮文字碑
水天宮文字碑三基
境内から入口を振り返る