梅宮神社

狭山市上奥富507 (平成21年6月14日)

東経139度25分21.47秒、北緯35度52分15.38秒に鎮座。

この神社は、西武新宿線・新狭山駅の西1.5km程の辺り、入間川右岸の水田地帯に鎮座しております。

祭神:瓊々杵尊・大山祇神・木花咲耶姫命・彦火々出見命

承和5年(838)、京都の梅宮神社を勧請したといわれ、昔は上・下奥富はもちろん東三ツ木、田中、 峯、沢地区の総鎮守として多くの人達に信仰されていました。
毎年2月10日・11日の両日に催される甘酒祭りは、県内でも有名な祭りの一つです。11日は、西方囃子も上演され、大変賑わいます。
狭山市公式サイトより。

宮司さんのお話によれば、嘗て梅宮大社の荘園がこの地にあり、御分霊が勧請されたと言うことです。ただし、もう少し東側、河岸段丘上の狭山清稜高校辺りにあったようです。戦国時代、開拓が進むと共に低地のこの辺りに移って来たようです。入間川の土砂が堆積して出来たこの辺りは、今でも数十センチも掘ると綺麗な川砂利が出て来るそうです。

神社入り口と社号標

入り口左手の説明板によれば、鰐口が市指定文化財となっています。別当寺であった梅宮寺(ばいぐうじ)が所持していたようです。全文はこちら。

参道

境内入り口

境内入り口、年代不明の狛犬。堂々とした江戸流れです。拡大写真はこちら。

拝殿

拝殿内部

桃園三傑図。説明文はこちら。

本殿

境内の末社

富士嶽神社

御嶽神社 松尾神社