羽黒神社

狭山市加佐志175 (平成21年6月13日)

東経139度26分25.87秒、北緯35度51分48.98秒に鎮座。

この神社は、西武新宿線・新狭山駅の南南東600m程の辺り、新興住宅地が広がりつつある中に、鎮座しております。神社より菩提樹の方が有名なようで、菩提樹の社と書かれています。

主祭神 稲倉魂命(うがのみたまのみこと)
合祀神 須佐之男命(すさのおのみこと)・火産霊命(ほむすびのみこと)・十九神霊社(つずたましゃ)

応永年間(1394〜1427)出羽国羽黒山のふもとに伴蔵人一俊という人が住んでいました。
 ある時羽黒権現が夢枕に立ち『おまえは武蔵国に行き土地を開拓し居を定むべし』とのお告げがあり、同志とともに武蔵国に来てこの地に永住しました。
 そして名前を奥州より来てこの地にとどまったので、奥留扇斗と改め、羽黒権現(稲倉魂命)を村の産土神(うぶすなのかみ)として祭ったのが加佐志羽黒神社であると伝えられています。
 明治42年1月、一村一社の法令により堀兼神社に合社となり、社殿は取りこわすべきところを土地の人達の要望により堀兼神社遙拝所として残していましたが、終戦後の宗教法の改正により、昭和25年2月10日神社本庁の認可を受け、羽黒神社として再建しました。また、その時に大東亜戦争戦没者19柱を、十九霊社 (つずたましゃ)として合祀しました。
狭山市公式サイトより。

神社入り口と社号標

拝殿。手前左手が菩提樹。