氷川神社

さいたま市中央区本町東6-7-30 (令和7年1月3日)

東経139度37分14.07秒、北緯35度53分19.81秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR埼京線・北与野駅の西1.2km程の辺り、本町東の街中に鎮座しております。

御祭神 

由緒
当社は、元は鎌倉街道であった与野本町通りの北端に、ケヤキなどの大木に周まれて鎮座する。社地が鳥居から本殿に向かって扇子を開いたような形をしていることから、古来「扇の宮」と呼ばれている。
『風土記稿』与野町の項には「氷川社 小村田村と当所の接地にて則(すなわち)両所の鎮守なり、社地扇子の形に似たるをもて、土人扇の宮と唱へり、小村田村在林寺持」と記されている。これに見える在林寺は氷川山と号する真言宗の寺院であった。
境内地が旧与野町と旧小村田村の境に位置しているため、宝永5年(1708)の社殿再建の折には、境内林に対する入会の問題もかかわって、当社の管理をめぐり相論が起こったが、両町村の惣鎮守として小村田の在林寺が預かることで結着したという。現本殿はその際に造立されたものであるといわれ、本殿内には翌6年5月銘の両町村の氏子有志の名を連署した棟札が残されている。いわゆる手打ちの意味合いも込めたものであろう。
また、神輿が翌年の宝永7年(1710)3月に奉納され、神輿の屋根裏には寄進した与野町の有力者20数名の名前が書かれている。なお、別当の在林寺は神仏分離を経て、明治4年(1871)に廃寺となっている。
境内由緒書き より。

神社入口

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正3年(1914)7月増築)

拝殿

福禄寿

神額


八雲神社

石灯籠