西堀氷川神社

さいたま市桜区西堀8-26-1 (平成26年5月18日)

東経139度38分07.62秒、北緯35度51分19.51秒に鎮座。

この神社は、埼京線・南与野駅と中浦和駅の中程、旧浦和の住宅地の中に鎮座しております。

御祭神 須佐男尊・櫛稲田姫命

御縁起
西堀の開発は鎌倉時代と伝えられ、畠山重忠がこの地を領した時、真鳥山城を築き、家臣の真鳥日向守を代官としてこの居館に居住させたという。
社蔵の「武蔵国一宮氷川大明神社縁起」(元禄十二年(1699))によれば、当社は西堀の鎮守として応永年間(1394〜1428)に武蔵一宮の氷川神社を勧請した社とされる。また、『風土記稿』は当社について「氷川社一宮の男神女神を移し祀れり、本地は観音なり、当社を上の宮といひ、隣村田島村の氷川社を下の宮と称す、慶安元年(1648)社領十石の御朱印を附す」と記し、江戸時代の状況を知ることができる。なお、現在の本殿は、江戸中期から後期に建造された二間社流造り杮葺きの優美な建築で、市指定文化財となっている。なお、「算額」(関流)も市指定文化財である。
明治十三年の古図には当社と調神社(現浦和区)の二社が軍事道路とともにスケッチで残っている。
氏子地域は、明治四十一年から西側に隣接する町谷(町屋)村から神明社・御嶽社・稲荷社の三社を合祀し、現在の氏子地域として運営されている。境内には天神社・御祖霊社・宮比社・榛名社・八千矛社・三峰社・七福神を祀った宝船・山車祭器・神輿庫等がある。
他にお伊勢さま参拝記念の碑や日露戦争凱旋記念額並び記念樹も現在も残っている。
境内由緒書き より

入口の案内

神社遠景

社号標

神社入口

鳥居

手水舎

境内

拝殿

神額

笑う江戸尾立。拡大写真はこちら。
(寛政11年(1799)己未10月吉日建立)

本殿覆屋

隙間より窺う本殿


末社参道入口

御嶽神社 稲荷神社
祖霊社 天神社

稲荷大神・宮比大神

天照皇大神・猿田彦大神

宝船

稲荷神社
三峯神社

八千矛神社

天照皇大神

神楽殿