さいたま市西区峰岸13 (令和7年3月17日)
東経139度33分38.36秒、北緯35度55分33.99秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR川越線・指扇駅の北北西1.5km程の辺り、峰岸の街中に鎮座しております。
御祭神
御縁起
『風土記稿』峰岸村の項に「氷川社 辻村・上下宝来村・当村と四ヶ村の鎮守なり、善福寺の持」と記されているように、当社は、元来は氷川社と称しており、明治6年に峰岸村の村社になった。その後、明治40年7月4日に大字宝来字上横手の村社神明社と同境内社の稲荷社の2社を合祀したことにより、同年11月5日に社号を穂積神社と改めた。ちなみに、この「穂積」という社号は、氏子区域である宝来・辻・峰岸の三大字の頭文字を採ったものである。
また、氏子の間には、当社のことを「五社の宮」と呼ぶ人がいる。「五社の宮」の語源については定かではないが、境内の八雲社は明治40年7月4日に、大字宝来字八反田の無格社八雲社を移転したもので、更に同月6日にはこの社に大字指扇領辻字南耕地の無格社八雲社を合祀していることから、穂積神社となった氷川社・神明社・稲荷社の3社にこの八雲社2社を加えて「五社の宮」と呼ぶようになったものと推測される。
本殿は一間社流造りで、内陣には宮型の厨子に納められた男体女体の神像一対が安置されている。一木で作られているこの神像は、傷みが激しく、制作時期等は不明であるが、大水の折に秩父の方から流れてきたものとの伝えがある。このほか、大正9年に新築された幣殿の上部には神棚型の棚があり、中には白幣三体が祀られている。
境内由緒書き より。
一の鳥居
参道
参道左右の狛犬
(年代不明)
拝殿
屋根上の狛犬
境内社
御神燈