氷川神社

さいたま市見沼区大谷1472 (令和7年3月10日)

東経139度40分27.59秒、北緯35度55分14.41秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、東武野田線・七里駅の南南東1.2km程の辺り、大谷の街中に鎮座しております。

御祭神 素戔嗚尊

由緒
当地は、綾瀬川を東に望む大宮台地上に位置する。地名「大谷」は、北・東・南の三方から古く見沼が台地を取り巻くように広がり、大きな谷を形成していることに由来する。
創建年代は不明であるが、建武元年(1334)4月10日の「足利義直下知状」(宇都宮文書)に「大谷郷」とあることから、この頃には既に武蔵一宮氷川神社より分霊を受け、大谷郷惣鎮守として祭祀が行われていたものと思われる。
境内は、村の中央を南北に通る古道「浦和岩槻道」から入ると、実に長さ300メートルもある参道がある。この参道は、昭和40年頃まで、その両側に杉の大木が並木をなし、往古の神域が偲ばれたといわれる。
本殿は、総欅の一間社流造りである。この本殿の周りには透塀が巡らされており、正面入口の総欅の唐破風屋根の神門には、竜・亀・唐獅子など見事な彫刻が施されている。
別当は、『風土記稿』によると、染谷村正覚院配下の本山派修験円覚院で、本尊は不動明王である。かつて当社境内には不動堂があったが神仏分離後、廃された。
明治41年4月1日、『明細帳』によると字向大谷耕地の無格社稲荷社を合祀している。
境内由緒書き より。

神額

神門

神門前の狛犬

総欅の唐破風屋根

本殿


境内社

石碑

大東亜戦争完遂祈念塔